2006年 09月 11日
夜11時。今夜も上の階の女性が帰ってくる。 うちの部屋の前は2階に続く階段。 階段の大きな足音は、そのまま階上の部屋の中に続く。 悪い人ではない。会えば消えるような声で挨拶する大人しい人。 でも不器用みたい。階段では大きな荷物を抱えドタドタと上がる。 部屋の足音のおかげで、彼女の生活は寝起きの時間まで全部分かる。 夜学に通ってるそうで、朝方に寝て昼過ぎに起きる。 しょっちゅう聞こえる咳き込む音、カーテン代わりに掛けた服、 玄関には数本のビニール傘、郵便受けに溜まった郵便物。 もう少しちゃんとした生活をしたら、 そう心配にはなるけれど、言う訳にはいかない。 都会のアパート暮らし、難しいなあ。
by tetsuto025
| 2006-09-11 14:06
| 日々のこと。
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Comments(2)
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taka
at 2006-09-12 04:56
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顔も定かでない隣人に、俺ももしかしたら心配されてるのかしら?
とちょっと心配になっちゃいました(笑)。 そういえばおととい、外出から帰ってきたら、 買い物でいっぱいのカートを引いた腰の曲がったおばあさんが、 入り口前の歩道の段差(15cm高)を越せずに往生してました。 もちろん、持ち上げてあげましたが、 そのおばあさん、3室となりの部屋の住人だったようで(初対面)、 じゃあ、いつもはどうしてるんだろう、と…。難しいですね、確かに。
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by
tetsuto025 at 2006-09-12 17:20
アパート暮らしだと両隣はともかく、それ以上だと分かんなくなりますよねぇ。
引っ越す時だってそこまで挨拶に行かないし。 くだんの2階の女性も、足音さえなければここまで気にすることもなかったんですけど..。 うちの近所のお年寄りを思い出してみたんですけど、考えたらみんな僕より元気な人ばっかでした。(^^;) |
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